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zoom RSS 河童のクゥと夏休み −作画にまつわるエトセトラ−

<<   作成日時 : 2007/08/02 01:23   >>

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河童のクゥ公開されました。
みなさんのご近所では上映しているのでしょうか?
意外と上映館数が少ないんですねえ、ウチの近くではやってないんです、という話をよく聞きます。


さてさて、映画も無事公開されたことですし、作画にまつわる話を少ししましょう。

河童のクゥは他のアニメ作品とくらべて日常を描いたシーンが多いです。
蛇口をひねって手を洗う、脱いだ服をたたむ、箸でご飯を食べる、買い物袋から魚のパックを取り出して冷蔵庫にしまう(ここカットされました)などなど。
こういうなにげない日常の演技、実は作画はすごくたいへんなのです。

ぱっと見、派手なアクションや立ち回りのほうがたいへんそうなイメージがあると思いますが、アクションはある程度コツのようなものをつかめば比較的ラクに描けるものです。
つまりポーズやタイミングをちょっと工夫することで、それなりにイイ感じになり、ごまかせるということです。
一方で日常の芝居はと言うと、アクションと違いごまかしがききません。
視聴者が普段、自ら行っていることを描くので、手を抜いたりするとすぐに「おかしい」と気づかれてしまいます。
つまり、うまく描けて当たり前。

たとえば「コーヒーを飲む」という演技があったとします。
カップの持ち方、口に運ぶまでのタイミング、どれくらい口に注ぐのか、コーヒーは熱いのかぬるいのか。
老若男女でこれらはすべて違ってきますし、機嫌がいいのか悪いのか、リラックスしているのか緊張しているのか、元気なのか疲れているのかなどでも大きく変わってきます。
さらに「感情の要素」がこれらに加わります。
日常の動作には演じるキャラの性格が反映されることが多いですからね。

どうですか、けっこうたいへんだということが少しはわかってもらえたでしょうか?


派手なアクションはうまく描ければ「スゴイ!」と賞賛されますが、日常芝居がうまく描けても「スゴイ!」とはなかなか言われません。

もっともこれは一般的な評価であって、業界内では日常がきちんとかける人は「うまいアニメーター」として認知されています。

画像

久々にクゥを描いてみました。2年ぶりくらいかな?
意外と色トレスの線の多いキャラだったんですよね。

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
なるほど〜。
これからアニメを見る目が変わってきました。

やっぱりプロですね。
最後のクゥの絵は見事です。
YF-19
2007/08/02 14:02
なんかあの…ケツに乾電池とか
お姉さんの乳首が…とかの
フランクさんとは
別人のよーな内容ですね(笑)。
グエ子
2007/08/02 23:14

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